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2013年04月03日

#491 ウォン・カーウァイ(王家衛) 香港映画

昨日ちょっと映画の話をしたら、なんだかもっと書きたくなってきちゃいました



ウォン・カーウァイ(王家衛)は香港の監督で、代表作に「恋する惑星」「天使の涙」「2046」「マイ・ブルーベリー・ナイツ」など



「恋する惑星」「天使の涙」などでのカメラ担当クリストファー・ドイルのハンディ撮影による濃厚な演出はあまりにも有名



ぼくはファイファン贔屓で、ファイファンシリーズ初の歌手による主題歌を採用した8の主題歌を歌ったフェイ・ウォン(王菲)に一目惚れして、「なにこのおねえたま」って感じで、パソコンもウインドウズ95が出てすぐぐらいの当時の環境だったけど(たぶんね)いろいろ調べた結果、でてきたのがこの「恋する惑星」でした



中二病っていうかホントちょうど中二位だったと思うんですが、そんな第二次成長期の男子にあんな濃い映画はあきません。映画始まって3分でマイベストフィルムになりました



映画全体で醸しだされている香港の「匂い」
重厚でとろみがあり色はピンク寄りのオレンジ
麻薬のように人を誘惑するあの匂い
あれを映像にできるのはクリストファー・ドイルだけじゃないでしょうか



恋する惑星を見てからというもの、ウォン・カーウァイの映画の虜になってしまったぼくは、DVDなんて滅多に買いませんが、天使の涙と2046のDVDを買ってしまいました


tennnami3.jpg



2046.jpeg



天使の涙の雨の中でのチスシーン
ぼくはあんなに感情を濁さずそのまま表現しているチスを知りません
親鳥が小鳥に空中を飛びながら餌をあげる姿に似ていることから、ぼくは勝手に「天使の涙バードチス」とよんでいます

ちなみにチスとは口と口が触れ合うアレのことです
ぼくはシャイなのでチスとしか書けまてん><






まあ何が言いたかったかっていうと、最近しんどいっていうことです









posted by スズ at 00:38 | 台北 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾・香港・中国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月01日

#490 ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督に第32回行政院文化賞を授与

<台湾を代表する映画監督、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督と、作曲家の李泰祥氏に対して、文化部が29日、第32回行政院文化賞を授与すると発表した。授賞式は4月19日に行われる。

文化部の龍応台・部長は、ホウ・シャオシェン監督と李泰祥氏は、映画と音楽での実績で、大衆文化を国民共通の記憶に育てたとその貢献を称えた。龍・文化部長は、ホウ・シャオシェン監督の映画美学は台湾の国際的なブランドとなり、李泰祥氏は芸術的な音符を用いて流行音楽をレベルアップ、華人社会において尊敬を集める文化の模範になったとしている。>続き
(RTI)



人生でかなり暇だった一時期、映画にはまっていたぼくちゃん♡
台湾に留学していたときもちょうどその時なので、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)の作品もずらずらっと見ました いつものことであんまり覚えてないけど

彼は1989年に、終戦直後の基隆・九份を舞台に二・二八事件を取り扱った『悲情城市』でヴェネツィア国際映画祭グランプリを受賞、内外から注目を受けました。
悲情城市。何回か見たのを覚えているけど、内容はほぼ全く覚えていません
家の中でなんかしていたようなどうでもいいシーンをちらちら覚えています

二・二八事件とは、1947年2月28日に起こった台湾の本省人(元から台湾人。戦時中は日本の教育を受けていた)と外省人(戦後台湾に来た元中国人)の間の抗争で、台湾に興味ある方には是非知っておいて欲しいです。以下わかりやすいウィキペディア様から引用




背景
<1945年に日本が敗戦した後の台湾には、連合国軍の委託を受けて日本軍の武装解除を行うために大陸から蒋介石率いる中国国民党政府の官僚や軍人が進駐し行政を引き継いだ。

当初、少なからぬ本省人が台湾の「祖国復帰」を喜び、中国大陸から来た国民党政府の官僚や軍人らを港で歓迎したが、やがて彼らの腐敗の凄まじさに驚き、失望した。大陸から来た軍人・官僚は国共内戦の影響で質が悪く強姦・強盗・殺人を犯す者も多かったが、犯人が罰せられぬことがしばしばあり、もし罰せられる場合でも、犯人の省籍をマスコミ等で報じることは厳しく禁じられた。また、台湾の資材が中国人官僚らによって接収・横領され、上海の国際市場で競売にかけられるに到り、台湾の物価は高騰、インフレによって企業の倒産が相次ぎ、失業も深刻化した。

不正の少なかった日本の統治を体験した台湾人にとって、治安の悪化や役人の著しい腐敗は到底受け入れがたいものであった。人々の不満は、いやが上にも高まっていった。 当時の台湾人たちは「犬去りて、豚来たる」(犬 [ 日本人 ] はうるさくても役に立つが、豚 [ 国民党 ] はただ貪り食うのみ)と揶揄した。>





経緯
<1947年2月27日、台北市で闇菸草を販売していた女性(林江邁、40 歳、2 人の子持ち寡婦)を、中華民国の官憲(台湾専売局台北支局密売取締員 6 名と警察官 4 名)が摘発した。女性は土下座して許しを懇願したが、取締官は女性を銃剣の柄で殴打し、商品および所持金を没収したのである。

戦後の台湾では、酒・菸草・砂糖・塩等は全て中華民国によって専売となっていた。しかし、大陸ではタバコは自由販売が許されていたため、多くの台湾人がこの措置を差別的と考え、不満を持っていた。タバコ売りの女性に同情して、多くの台湾人が集まった。すると取締官は今度は民衆に発砲、まったく無関係な台湾人(陳文渓)を射殺し、逃亡した。

この事件をきっかけとし、中華民国への怒りが遂に爆発した。翌 28 日には抗議のデモ隊が市庁舎へ大挙して押しかけた。しかし、中華民国側は強硬姿勢を崩さず、憲兵隊は市庁舎の屋上に機関銃を据えて、非武装のデモ隊へ向けて無差別に掃射を行う。多くの市民が殺害され、傷を負った。この後、国府軍は台北以外の各地でも台湾人への無差別発砲や処刑を行っている。>






まあ、そういう社会派の監督だってことですよ(適当)




他に台湾の監督といえばやっぱりアン・リー(李安)ですよね
『ブロークバック・マウンテン』(中国語では【斷背山】)では十分すぎるほど監督の実力が伝わってきます

最新作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』はまだ見てませんが、アカデミー賞とっちゃいましたね


後はぼくはツァイ・ミンリャン(蔡明亮)なんかを見ました



またゆっくり語れる時間があればいいなぁ





posted by スズ at 22:53 | 台北 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾・香港・中国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする